企画展「手のけしき、夏のかげ」- DM画像面

 

2025年8月15日より、企画展「手のけしき、夏のかげ」を開催いたします。

本展は、「手」と「夏」というテーマを軸に、
《日本画》《ガラス》《写真》《金属・漆》《鉛筆・水彩》
と、それぞれ異なる素材と技法で表現する5名の作家による作品で構成されます。

強い日差し、気怠さ、ノスタルジー。
誰もがもつ「夏」の記憶を呼び覚ますと同時に、作品の背景にある「透明感」「女性美」「装い」といった多層的なテーマを探求する試みです。

創造の根源である「手」から生み出される、繊細で美しい作品たち。
夏の終わりの、どこか切なく、けれど豊かな光と影が織りなす情景を、ぜひご高覧ください。

 

開催概要

  • 展覧会名:企画展「手のけしき、夏のかげ」
  • 会期:2025年8月15日(金) ~ 8月24日(日) ※会期中無休
  • 時間:12:00 – 19:00 (最終日は17:00まで)
  • 企画:ユースタシア企画室

 

出展作家(五十音順・敬称略)

金澤 櫻子 / KANAZAWA Sakurako ― 金属・漆
金属の硬質さと漆の艶やかさ。手仕事による造形と、装飾的な要素。思わず手にとり身につけたくなるようなアクセサリーも制作されていますが、現在は香川で活動されており、じかに作品をご覧いただける機会は希少です。
▶Instagram: @sakurako_kanazawa / @oushi_oo

 

関野 栄美 / SEKINO Emi ― ガラス
ガラス特有の透明感、光との対話を通して生まれる、繊細で詩的なかたち。物質的な透明性だけでなく、精神的な清らかさをも感じさせます。今回は過去の作品に加え、アクセサリーなどもご出品いただく予定です。
▶Instagram: @sekino_emi

 

七菜乃 / Nananano ― 写真
光と影の中に、女性の身体や肌の質感を詩情豊かに写し出します。長い夏の休みの、彼方に揺らめく記憶のにおい。夏の日の気怠さや解放感、しなやかな生命の美しさを捉えた作品群です。
▶Instagram: @nana7nano.nananano

 

日香里 / Hikari ― 鉛筆・水彩
おもに鉛筆や銀筆の線描をもちいた、緻密で静謐な世界。手や女性像をモチーフに、線の繊細さそのものが透明感として立ち現れます。その作品の上にはつねに遠い物語が淡くけぶり、小説の挿画やコスメブランドのデザインなどでも魅力を発揮されています。
▶Instagram: @hidzuru

 

牧田 紗季 / MAKITA Saki ― 日本画
夢や記憶、心の深層にある情景を、日本画の繊細な技法で描き出します。夏の終わりのノスタルジーや、夢と現実のあわいのような浮遊感が、見る者の心を連れ去ります。
▶Instagram: @sakimakita

 

作品の販売について

展示作品は非売のものを除き、ご希望の方の先着順にて、会場で販売いたします。
2日目以降、メールでのお問い合わせ(ユースタシア企画室:contact@eustacia.jp)にも対応させていただきます。
お支払いは、現金・銀行振込・クレジットカードに対応予定です。

ご購入いただいた作品は、原則としてすべて会期終了後のお渡しとなります。あらかじめご了承ください。
作家様によっては、作品集、ポストカード、アクセサリーなど、当日お持ち帰りいただける販売物もご用意いただく予定です。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。